こんにちは。アーリーセミリタイア男のぬしです(*・ω・)
今回のセミリタイア日記は、私が若い頃に自身でやっていた『せどり』についての記事になっております。
『せどり』ってなに?
wikiによると、せどりとは、「同業者の中間に立って品物を取り次ぎ、その手数料を取ること。また、それを業とする人」を指す。古本用語を元にした「掘り出し物を第三者に転売すること。」を指す言葉。
とあります(*・ω・)
まあ要するに『転売ヤー』ってやつですね。近ごろ何かと嫌がられる存在となりましたが、
『安く買って高く売る』って利益を出すには当然の行為ですし、私的には転売って商売の基本なんじゃ…なんて思うんですけどね(*・ω・)
せどりで月収300万
せどり以外にも本業を持っていましたし、他の副業も持っていたので、せどりのみで月収300万を達成したわけではないのですが、せどりだけでも良い時は100万円ほどの利益を上げていた時期があります。
とはいえ私がせどりをやっていた時は、けっこうせどりの先駆けのような感じで、あまり周りにやっている人がいなかったため、今と比べると圧倒的にライバルが少なかったという背景があります。
それでも本業や他の副業の合間の、いわゆる片手間のような状態でやっていたせどりで、100万円を稼げたという事は、本腰入れてやっていたらもう少し伸びていたかもしれませんね…。
心がけていた事
私がやっていたせどりは、インターネットを使い、海外から商品を大量に購入し、日本のオークションやネットストアーで売るという方法でした。
その時心がけていたのは、まず商品のサイズができるだけ小さい事。そして賞味期限や使用期限ができるだけ長い事。
商品のサイズが小さければ小さいほど、仕入れる時の送料も安く抑えられますし、売る時の送料も抑えられます。そして何より在庫の置き場に自宅の1室で十分な事が、とても大切だと感じました。
在庫のために倉庫を借りるのはあまりにリスキーですし、転売屋にとって在庫を抱えて場所代だけが出ていく状態なんて、ナンセンスの一言に尽きるので、商品は自宅で保管できる物に絞っていました。
さらに使用期限が長い物というのも重要で、万が一在庫を長い間抱えてしまうような事態が発生したとしても、廃棄になってしまうという最悪の事態を免れるためです。
仕入れてすぐに商品が売れるとは限りませんからね(;>_<;)
先の先を考える
商品の詳細は伏せますが、当時扱っていた商品は最初の数ヶ月は飛ぶように売れたのです。
しかしネットの世界はライバルの出現がめちゃくちゃ早いので、売りはじめてから数ヶ月後には、私と同じ商品を、半額で売り始めた愚か者が出現したのです…(´⊂_`;)
せいぜい100円引きくらいのOFFから始めれば良いものの、一気に半額で売り始めるなんてなんて頭の悪い人なのだろうと、当時頭にきたのを覚えています(笑)
緩やかな価格競争ならば、お互いゆっくりと利幅を狭めながらですが、長く利益を出し続けられるのに、急に半額では、値崩れの速度を早めるだけで誰も得なんてしないと言うのに…(´⊂_`;)
こうなるともう価格の下落は止められないので、次の商品を考えなければならないんです。
本来ならばこうなる前に、次の商品を探しておくべきだったのですが、なにせ片手間でやっていたせどりだったので、このスピード感に追い付かなかったんです。
無知な分野で大失敗
自分のせどりの稼ぎ頭を失いつつあった私は、次なるせどりで扱う商品に、電化製品というリスキーな分野に手を出してしまったのです。
電化製品は高価格めな物が多いのですが、その分売れれば利益も高いわけですから、いわばハイリスクハイリターンのじゃじゃ馬なのです。
そして海外製のオーディオ機器に手を出し、大失敗をしてしまいます。
仕入れ値も高いのに、まるっきり売れなかったのです。
部屋に山積みになったオーディオ機器を見て、「やってしまった…」と嘆く日々(笑)
うーむ せどりで大金を稼ぐには、片手間でやるわけにはいかないなと、この火傷をきっかけに縮小させていく事に決めたのです。
小遣い稼ぎ程度なら
せどりを本格的にやってみて思ったのは、お小遣い稼ぎ程度にやるならば、片手間でも十分だなと、しかし大金を稼ぐならば、本腰入れてやらないと痛い目をみるなと言うことです。
でもそれならもう本業にしないといけないですし、本末転倒感も否めないし…という事で、私はせどりから手を引いたというわけです(笑)
個人は厳しい
私がせどりをやっていた時代と違って、今は資金力のある人が、人を雇ってせどりをやっている時代になりました。
資金力があり、組織だった動きには、個人のせどりではとても太刀打ち出来ないので、今はせどりで食べていくには厳しい時代になったんじゃないかなと思います。
もちろん月に数万円程度ならば、いくらでもやりようがあるでしょうけども、手間とリスクを考えれば、他にいくらでも美味しい副業はあるかな、と言った感じです。
あとがき
というわけで今回は、少しだけですがせどりについて記事を書いてみました。
ではではご閲覧ありがとうございました。ぬしでしたm(__)m
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